「あ……あぁ……あ……」
ぐったりした私の頭を、咲江は髪を掴んで引き起こした。
「オネンネするのは早いわよ。まだまだ、これからなんだから」
私の目を真正面から見詰め、そう告げるご主人様。
薄い微笑みと、光る瞳が私を捉え、貫く。
身体の芯から熱いものが沸き上がり、背筋をぞわりと駆け抜けた。
「お好きなように、して……下さい……」
自然と、そんな言葉が出てしまう。
「ええ、言われなくてもそうするつもりだから、安心して」
さも当然のように、頷く彼女。
「蝋で汚れた身体を綺麗にしてあげるわ。感謝なさい」
そう告げながら、咲江は鞭を振り上げた。
「はい……お願い、します……」
私はその姿を、陶然と眺める。
次に訪れるであろう衝撃を予想して、思わず身震いした。
そして、次の瞬間、
──バシッ!
「あぁぁっ!!」
思った通りの、いや、思った以上の鞭による横殴りの一撃が、私の胸に打ち込まれる。
高い音、吊り下げられた不安定な身体が揺れ、痛みが全身を駆け巡けていく。
──バシッ!
もう一度、胸にもらった。
激しい打撃に、乾いた蝋が破片となって弾け飛ぶ。
「欲しいのはおっぱいだけじゃないでしょう? ほら、あとどこに欲しいか言ってごらん!」
鞭の先を私の鼻先に突きつけ、咲江が問う。
「……に……」
「聞こえないよ! もっと大きな声で!」
──バシッ!
悲鳴を上げ、のけぞる私。目から涙がこぼれた。
「お、お尻に……ください」
「ふん、いやらしいね。この大きなお尻をぶって欲しいのかい?」
「はい……」
「さっきもさんざん叩かれたくせに、まだ足りないとは恐れ入るよ。この発情期の雌豚め!」
「あぁっ!」
Tバックを毟り取られ、身体を隠すものが何ひとつなくなった。
さらに、剥き出しになったそこに、咲江は指を2本、何の前置きもなく突き入れてくる。
「う、くぁぁぁっ!」
乱暴な行為に、痛みと……それ以外の感覚が身体を走り抜けた。
「濡れてるね、こんなにされても感じてるなんて、やっぱり最低の変態だ。畜生以下だよ、お前は」
「あ……あぁ……その通り、です……ごめんなさい、ごめんな、さい……」
ぐりぐりと中をかき回され、うわ言のように繰り返す私。頭の中で苦痛と羞恥と快感がごちゃまぜになり、溶け、濁流となって私をどこかへと押し流していく。
「お望み通りくれてやる! 覚悟するんだね!」
「あ、ぅ、あぁぁぁっ!!」
咲江の声に、鞭が空気を切り裂く音が重なる。続けて鋭く肉を打つ音、脳天まで突き抜ける衝撃。
それが休みなく、何度繰り返された事だろう。
「うあぁ! くぅ、あっ、んぁぁぁぁぁぁぁぁーーー!!」
やがて私の意識は、絶叫と共に遠くなっていった。
身体から力が抜け、がっくりと弛緩する。
それと同時に、私の股間から溢れ出す熱い液体。
「おやおや、お漏らしまでしちゃって。どこまではしたないんだろうね、この豚は!」
最後に思い切り、尻をぶたれる。
その音と、床に敷かれたブルーシートに、自分の尿が当たる音……それらのハーモニーを聞きながら、私は絶頂感に包まれつて、気を……失った。
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